[AIツール利用者向け]Google Meetに「Take notes for me」登場——Gemini Pro・Ultra向けに議事録を自動作成

目次

はじめに

 Googleは2026年6月29日、Google AI ProおよびUltraの加入者向けに、Google Meetで会議のメモを自動作成する「Take notes for me」機能の提供を開始したと発表しました。本稿では、この機能の仕組みと利用方法、そして実務での活用イメージについて解説します。

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要点

  • Google AI Pro・Ultra加入者(対象のWorkspaceビジネス顧客を含む)は、Google Meetで「Take notes for me」機能をウェブおよびモバイルで利用できるようになった
  • Geminiが会話をリアルタイムで文字起こしし、要点とアクションアイテムを含む会議の要約を自動生成する
  • 作成されたメモはGoogleドキュメントとして自動的にGoogleドライブへ保存され、会議後には要約とアクションアイテムがメール通知される
  • 利用には本人の許可が必要であり、機能が有効化された際は会議参加者全員に通知が届く仕組みになっている
  • 会議中はMeetウィンドウ上部の鉛筆アイコンから、もしくはMeet設定の「会議の記録」項目からあらかじめ全会議向けに有効化できる

詳細解説

機能の概要

 Googleによれば、「Take notes for me」はGoogle AI Pro・Ultra加入者が自分の主催する会議で利用できる機能です。Geminiが会話をリアルタイムで文字起こしし、アクションアイテムを含む要約を作成することで、参加者は議事録作成に気を取られず会話に集中できるとされています。

 会議の文字起こしと要約を自動化する機能自体は目新しいものではありませんが、Google Meetという日常的に使われるツールに統合された点は、特に頻繁に打ち合わせを行うビジネスパーソンにとって実用的な変化だと考えられます。

保存・通知の仕組み

 作成されたメモはGoogleドキュメントとして自動的にGoogleドライブに保存され、会議終了後には要約とアクションアイテムをまとめたメールが届く仕組みになっています。Googleは、近所の集まりで次のステップを記録する場面から、ケータリングの注文で顧客の要望を取りまとめる場面まで、幅広い用途を想定していると説明しています。

 会議の自動要約は、特に複数の案件を並行して抱える立場の方にとって、後から内容を振り返る際の負担軽減につながると考えられます。一方で、自動生成された要約はあくまで一次的なメモであり、重要な意思決定の記録としては人の目での確認も引き続き必要だと思います。

利用方法とプライバシーへの配慮

 利用には2つの方法があります。会議中であればMeetウィンドウ上部の鉛筆アイコンをクリックして都度開始する方法、もしくはGoogle Meetの設定にある「会議の記録」項目から、すべての会議に対してあらかじめ機能を有効にしておく方法です。

 Googleは、機能が有効化された場合には会議参加者全員に通知が行われると説明しています。録音・文字起こしが行われていることを参加者が把握できる仕組みは、会議の透明性を保つ上で重要なポイントだと思います。社内で導入を検討する際は、誰がどの会議で機能を有効化できるかという運用ルールも併せて整理しておくと良いのではないでしょうか。

まとめ

 Google Meetの「Take notes for me」は、Google AI Pro・Ultra加入者向けに議事録作成を自動化する機能です。文字起こしから要約、Google Driveへの保存、メール通知までを一括で行う点が特徴だと考えられます。Google AI Pro・UltraやWorkspace周辺の機能強化については、Google Cloudクレジット特典の追加に関する過去記事でも取り上げていますので、あわせてご覧いただければと思います。

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